2018-05-16 第196回国会 衆議院 法務委員会 第13号
開放的施設、客観的には大変逃走しやすい環境にあるということは御承知のとおりでございまして、逃走事故を防止するためには、先ほども申し上げました開放的施設の特性は失わせないよう配意もしつつも、万が一、受刑者が逃走を試みた場合には、やはり直ちにそれを把握して、それに対して対処する、そういった体制を構築することが必要だというふうに考えております。
開放的施設、客観的には大変逃走しやすい環境にあるということは御承知のとおりでございまして、逃走事故を防止するためには、先ほども申し上げました開放的施設の特性は失わせないよう配意もしつつも、万が一、受刑者が逃走を試みた場合には、やはり直ちにそれを把握して、それに対して対処する、そういった体制を構築することが必要だというふうに考えております。
今、逃走事故につきまして、開放的施設でありますが、そもそも逃げやすい環境にあるというところが特色でもあるわけでございますが、住民の皆様からも、一旦逃走したということが万が一起きた場合にも身柄がすぐに発見できるようなタイプの予防措置というものについてはしっかりととっていただきたいという声もいただいたところでございます。
四月の八日の事故発生以来、次の日、四月九日でありますけれども、この松山刑務所大井造船作業場からの逃走事故、この案件のみならず、開放的施設ということで今御紹介しただけでも四件あるわけでございますので、これを契機といたしまして、開放的施設における保安警備や処遇の在り方につきまして検証、検討をする委員会を立ち上げたところでございます。
御指摘の、松山刑務所大井造船作業場からの逃走事故を契機とした開放的施設における保安警備・処遇検討委員会、これは法務大臣の指示によりまして逃走翌日の四月九日に設置をされまして、現在までに四回会議が行われております。 この委員会におきましては、本件逃走の原因や問題点の検証を行っております。
私、五月一日及び二日におきまして、この逃走事故によって多大な御迷惑をおかけし、また、御不安を感じておられる地域住民の皆様、また企業関係者、学校関係者を始めとして多くの皆様に直接おわびを申し上げるために、また、皆様のお気持ちを率直に伺うために、現地を訪問したところでございます。
私は、五月の一日と二日に、逃走事故によりまして多大な御迷惑をお掛けした、そしてまた御不安を感じていらっしゃいました地域住民の皆様、また企業、学校関係者を始めとして多くの皆様に直接おわびを申し上げますとともに、皆様のお気持ちを率直に伺うということで現地を訪問したところでございます。
この自治会の制度といいますのは、受刑者自身に各種の役割活動を行わせて、受刑者間における適切な助言指導を通じて、互いに高め合う枠組みということで設けられていたものなんですが、これが受刑者間での厳しい指導につながってしまったという面がありましたので、この逃走事故を契機といたしまして、自治会の制度そのものは維持をいたしましたが、受刑者に任せきりにせずに、職員が適切に関与をして、行き過ぎたことが起きないようにというようなことにしっかりと
○山下(貴)大臣政務官 今回の逃走事故により、地域の皆様に多大なる御負担をおかけいたしまして、また御不安を感じさせていることについて、心から深くおわびをまず申し上げさせていただきます。
○上川国務大臣 今回の逃走事故につきましては、開放型の処遇を進めている施設の中で起きたということでございまして、まことに遺憾であるというふうに思っております。 まだ身柄の確保に至っていないということでございまして、地域の住民の皆様におかれましても、また特にお子さんを抱えている親御さんにつきましても、大変御心配が大きい、また不安も大きいというふうに思っております。
○上川国務大臣 今回、逃走事故が起きたことに対しまして、まことに遺憾であるというふうに思っております。いまだ身柄の確保に至っていないということでございます。長い間、地域住民の皆様を始めとして、国民の皆様に対しまして多大な御心配、御迷惑をおかけしているということにつきまして、心から深くおわびを申し上げる次第でございます。
○小川国務大臣 この検証結果報告書、三十一ページでございますか、今後の取り組むべき点としまして、「地域住民に対する情報提供体制の整備」ということで、「逃走事故が発生した際に、施設から地域住民に配布する情報提供書面を新たに整備した。」
○河井委員 二月二十九日付で、法務省矯正局は広島刑務所逃走事故検証結果報告を公表いたしました。今手元に持ってきております。そこに書かれているのが、刑務所職員の気の緩みであるとか、物的設備の不備、初動のおくれ、そして李国林の心情把握の不徹底などが検証されて、それぞれの結果に基づく再発防止策が書かれてあります。これですね。 大臣は、この報告書をじっくりとごらんになったでしょうか。
○三浦政府参考人 本年発生いたしました広島刑務所、それから松山学園の逃走事故のほかで申しますと、平成十九年の一月から平成二十三年十二月末までの間の逃走件数は、刑事施設が一件、少年院が七件でございます。
非常にやっぱり衝動性が高い、それから行動化の際に非常に解離現象という、例えば喪失感とかそれから感情的に受容できないとか、施設の中では無断外出、いわゆる逃走事故を繰り返すとか、あとはパニック状態に陥るとか、そういうふうな解離現象を起こします。
今お話にありましたように、やはり施設の外での処遇ということで、我々が一番心配しておりますのが逃走事故の防止ということでございまして、刑務官の人数問題もありまして職員配置が苦しくなってきているということで、最近は、職員配置に問題の少ないいわゆる敷地の中で行う農業、こういうものを中心にして工夫をしていこうという努力をしているところであります。
それから、被留置者の逃走、自殺等の事案ということでございますが、これは平成十四年から十六年の三年間でございますが、自殺に関しては二十三人、逃走事故につきましては十七件、これはうち未遂が十件含まれておるわけでありますが、ということがデータとしてございます。
私どもといたしましては、昨年十二月にこの未遂事件が発生いたしました直後に、保安課長から全国の矯正施設に対して、まず逃走事故の未遂防止についての通知を発出いたしました。 それから、本件職員が逮捕された翌日及び起訴の当日に、私の名前で全国の矯正施設に対して厳正な服務規律を保持するように二度にわたって指示をいたしております。
○東條政府委員 今般、被収容者の身柄の確保を最大の責務といたしております行刑施設におきまして七名もの集団逃走事故を発生させましたことは、行刑施設を所管する部局の責任者といたしまして、まことに責任を痛感しており、申しわけなく思っております。ここで深くおわびを申し上げたいと思います。
その結果、いろいろな具体的な不手際はございますが、基本的には、やはり四十年間逃走事故がなかった、高い塀に守られているという一つの安心感というか、警戒心が薄かったという、その起因するところはやはりそこにあったのではないかな、こういうふうに言わざるを得ない状況だと思います。
○政府委員(東條伸一郎君) 今般、被収容者の身柄の確保を最大の責務といたしております行刑施設におきまして、七名もの集団逃走事故を発生させたことはまことに遺憾でございますし、深くおわびを申し上げたいと思います。
特にこういうイラン人の逃走事故と申しますか、そういう事件が起きてしまっているわけでありますけれども、これについて大臣はどのようにお考えになられておるか、最後にお伺いしたいと思います。
なお、本件逃走事故の原因を徹底的かつ迅速に調査究明の上、早急に再発防止策を検討し、矯正施設における万全の保安体制を確立することを目的といたしまして、事故発生後の今月十四日に法務事務次官を委員長といたします東京拘置所逃走事故調査委員会を設置いたしまして、現在、具体策を検討しているところでございます。
多々ございますが、一番の原因といいますか、そういうものといえば、昭和三十年に逃走事故がございまして以来四十一年間、東京拘置所というところは舎房から逃げ出したという事故はなかったということで、やはり、逃げることはないという一つの安心というか、なれといいますか、そういうものからくる、例えば舎房の点検でございますとか、資材の管理でございますとか、差し入れ物の点検でございますとか、個別にはいろいろ問題がございますけれども
○東條政府委員 先ほど申し上げましたように、三時二十二分に通報が鳴り、三時二十七分には塀のところに駆けつけた職員がはしごを発見しておりますので、先生御指摘のとおり、その時点で逃走事故疑い濃厚ということで、人員点呼を優先させることなくすぐに通報すべきであった、これは、私ももうそのとおりであると思っております。
○長尾国務大臣 まず最初に、今回、七名の集団逃走事故を発生させましたことにつきまして、法務大臣といたしまして心より深くおわびを申し上げます。 先生からは非常に具体的な形でいろいろな意味の御指摘がございました。今いただきました御指摘をさらに私どもも深く受けとめまして、原因の究明、今後の再発防止のために取り組んでいかなければならないということを痛感いたしていたところでございます。
広島少年鑑別所におきましては、従来から、三次の家庭裁判所へ少年を出廷させるときは、三次までの距離が片道七十五キロメートル余りありまして、車での所要時間が二時間三十分程度要することから列車を利用してきたのでありますが、その際、少年鑑別所の出廷護送におきましては、どうしても少年の逃走事故の危険性が少なくないということから、附属ひもつきの手錠を使用せざるを得なかったということであります。
なお、残す者と新施設に移る者との振り分けで、その際、運転免許証を持っていない者は拘置支所というお話がございましたが、その点は十分考慮させていただきますけれども、たとえば運転免許証を持っていない者が老齢者ばかりであるということになりますと、拘置支所に残っているところで逃走事故が起きたときに息切れがして追いかけることもできないということにも相なりますし、やはり経験年数、年齢、それから勤務成績等をも勘案いたしまして
久里浜につきましては、先ほども申し上げましたように、改築されている間みんなが集まってそうした研修をする機会がございませんでしたが、今度の逃走事故を生きた教訓といたしまして、十分な自庁研修もさせるように現在指導しているところでございます。
○石原(一)政府委員 久里浜少年院が新装になりまして、きわめて近代的な少年院になった直後に合計七人もの逃走事故を出し、付近住民の方に不安を与えたことをまことに申しわけなく思っているのでございます。
これは逆な面で言いますと、少年法の精神にのっとりまして、健全な青少年の育成のために矯正教育を行うということから、余りにも重装備の警備ということはしないという点における点でございまして、ある面では、これはおしかりを受けるかもしれませんけれども、少年院の逃走事故を完全に絶滅するということは非常にむずかしいし、また絶滅するための施策のみに重点が参りますと、処遇が非常にむずかしくなるという点もなきにしもあらずでございます
そのために、先ほどの逃走事故にいたしましても、かようなものにいたしましても、事故の防止に急な余り、常に受刑者に猜疑心を持って当たるということはできないわけでございます。特に信頼関係ということになりますと、外形的におかしいと思われる点が出てくるのでございます。
しかのみならず、従前の逃走事故、特に護送途中における逃走事故の実態を見てみますと、逃走をしようとする者がおれは逃走すると言った例はないのでございまして、逃走しようとする前にはきわめておとなしく看守の言うことを聞いている、油断しますとさっと逃げてしまうということが多いのでございまして、そういうことになりますれば、私たちといたしましても職員の職責を問わなければならないということに相なるのでございます。
しかしながら、場所的にも保護者の面会の都合、あるいはいま山田参事官が説明申しましたようないろいろな問題、しかも少年院につきましてはさらに地域社会の支援をいろいろお願いすることもございますし、さらにまた地域の住民の深い御理解と御協力をお願いするということでございまして、そういう面で小田原少年院につきましては過去四十七年以降全く逃走事故がない、むしろ地域社会の連携を一そう深めまして日々の運営がなされている
私のほうの調べですと、収容中の少年三名が四十六年九月八日午前衛視のすきをついて逃走し、途中自動車一台を窃取した、こういう逃走事故。四十七年三月十二日には収容少年二名が共謀して逃走、そして普通自動車一台を窃取。それから四十九年九月には、管理人夫婦に暴行を加え反抗を抑圧し、現金を強奪し逃走した強盗傷害事件。収容少年五名による犯行。